「歴史修正」は自分自身が相当勉強して主張した方がいい。
基本の基本は「史料検証」だ。
学術的には、一次資料、二次資料、三次資料を発見して、
分類しながら検証すれば、案外事実に迫ることが出来る
ものだ。
資料は残っている。
今現在の行政資料もメモやデータの形で残っていることは、
森友学園や加計学園の問題で分かっただろう。
検察は森友学園の安倍晋三小学校の国有地・激安払い下げ
の件でもデータを復元するようだ。
検察は国民の期待に応えて欲しい。
過去は紙の資料がいっぱい残っているので、「証言」を
裏付ける「史料」を発見して、事実に迫ることはできる。
わしは「朝鮮人虐殺」に関して、小学校のとき、近親者から
聞いたことがある。
関東大震災の時、トラックに乗せて、山の中に連れていって、
撲殺していたと。
わしはこれを信じていたが、検証していない。
井戸の中に毒を撒いた話は、実際、大阪の朝日新聞に載って
いたが、これはデマだった。
デマが新聞に掲載されているのは、一次史料として発見され
ている。
これを信じて自警団が動いたことは十分あり得る。
デマを信じて民衆が朝鮮人を追い詰めたが、警察官が自ら
井戸の水を飲んで助けたという逸話は有名だ。
関東大震災の「朝鮮人虐殺」慰霊の追悼文は、小池百合子氏
は今までの都知事の慣例に従っていた方が良かっただろう。
乱暴な右派からは好感を持たれただろうが、左派からは
嫌悪される。
慣例を破って、嫌悪されてもいいと思えるほどの信念が
あったのだろうか?
政治家の振る舞いとしてはしくじったかもしれない。